ブルーロック ネタバレ感想 262話 「ZERO」
ブルーロック 262話 ネタバレ感想!
2024年5月22日(水)発売の週刊少年マガジン2024年25号掲載!
屈辱につぐ屈辱にカイザーの苛立ち限界MAX!!
調子づく潔世一を食らって、さらなる力を手に入れる事ができるのか!?
限界突破しか道は無し!!
■前回 第261話 「悪意」はこちら
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ブルーロック ネタバレ感想 261話/クソ潔VSクソカイザー!!クソがクソをクソ罵る!!
ブルーロック ネタバレ感想 26 ...
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焦り
現状、PXGにとっての要であるシャルルのワガママによる不調。
加えてカイザーの焦りによる自滅・・・
十分に果たしてるし、PXGの二枚看板である國神を完全に押さえて見せてるね。
流石の身体能力の高さだわ。
全て計算の上での事とはね。もっとナチュラルに暴言吐いてると思ったけど、
感情任せというわけでもないのか・・・。
現状、バスタード・ミュンヘンは完全に潔寄りにチームバランスが傾いてる。
その焦りからか、カイザーは新シュートへ固執し、プレーに精彩を欠いている。
そこにダメ押しの潔の暴言・・・
カイザーの性格上、これで潔に対する執着心はMAX・・・
もはや潔を蹴散らさずにはいられなくなってるはず・・・
クソッタレの潔クンも勝率を少しでも上げるために
こんな汚い真似までするんだねぇ。
無自覚にクソだと本当にクソ野郎だけど、流石に自分のやってること
言ってる事が最低クソ野郎っていう自覚はあったようで、そこが一番よかったかな。
あのカイザーがこの窮地を乗り越えられずに終わるとは、到底思えないんよね・・・
だとすると、潔のあの暴言は、余計な一言だったかもしれんよね。
追い込みすぎて逆に覚醒させちゃうっていう最悪のパターン・・・
あると思います!
あのクソみたいな親父と暮らしていた時に感じていたものと同じだと気づいたみたいね。
潔という存在によってもたらされる不自由な閉塞感・・・
とっくの昔に超えたはずの親父という存在と重なる存在・・・
またしても脅かされる自分という存在・・・
絶対に勝って超えなきゃならないってなるのも当然か。
そもそもが同じチームなわけだし、カイザーは攻めの時間も守りの時間も、
敵も潔も常に狙い続けなきゃいけない上、まだ未完成の難易度S級の技に挑戦しようとしてる・・・
この焦る中でクリアするにはかなり無理があるような気がする・・・
今のカイザーには厳しいかもね・・・
それを察してか知らずか、相棒のネスは落ち着くようにカイザーに声をかけたね。
いや、もうとっくに気づきながらも、それでも献身的な思いなのか・・・
あんま無い気はするんだよね。実際前回の試合でゴールも決め、
レ・アールからのオファーも来てる・・・つまり、失態をせずに
いつも通りのプレーをしつつ、チャンスがあれば新必殺技を試せばいい。
今みたいにがむしゃらに無茶なプレーを続ければ、
かえって評価が下がりかねない・・・ネスの言ってる事は正論だと思うけどな。
マジで最高な一言なんだろうけど・・・
むしろ苛立ちを覚えるエゴイスト・・・ネスが不憫で仕方ない・・・
一方的な友情・献身・・・決して届かない・・・
負けたら全部消えてなくなる・・・果たして本当にそうなのかね・・・
より優秀な選手に声をかけたいってのがクラブとしての本音だろうからね。
それに、チームの主軸としても、今の地位は維持できないってのも確かかもね。
その恐怖心に縛られていることに、カイザー自身初めて気づいたようだね・・・
誰だって同じように怖くなるけどね。
ようやく望まれる人間になれ、最高の人生を手にしたわけだよね。
だけど今度はそれを維持することに必死になる・・・失う事を恐れる・・・
いつのまにか、自分を守るために戦ってるっていうね・・・
冒険を避け、勝てる相手だけを選んで戦い、最高の今を維持する・・・