ブルーロック ネタバレ感想 260話 「クソ物」
ブルーロック 260話 ネタバレ感想!
2024年5月8日(水)発売の週刊少年マガジン2024年23号掲載!
今明かされるカイザーの壮絶な過去・・・
母に捨てられ、ろくでなしの父親に奴隷のような扱いを受けながら成長していくカイザー・・・
そんな彼がサッカーと出会ったのは何がキッカケだったのか
■前回 第259話 「不可能挑戦」はこちら
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ブルーロック ネタバレ感想 259話/カイザーの秘密兵器発動!!果たして成功なるのか!?
ブルーロック ネタバレ感想 25 ...
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カイザーの過去・・・
顔だちもよく、どことなくお坊ちゃんなのかと思いきや、まったくの逆・・・
暴力と貧困にまみれたドン底人生がはじまりだったんだな・・・
しかし、そんな彼女と舞台演出家の父の間に生まれたカイザーは
彼女のキャリアアップと共に捨てられ、捨てられた父子は転落人生を歩むことに・・・
父親はもっと最低だよね・・・仕事もせず、酒に溺れ、ギャンブル三昧・・・
苛立ちは全て子供に向けられ、カイザーは幼少期から虐待の日々を過ごしてたんだね・・・
こんな最低の父親でも、こどもにとっては唯一の頼れる人間だったんだろうね・・・
盗みを失敗すれば、叱責と暴力は免れない・・・
故に盗みの腕は上達の一途をたどったわけだ・・・あまりにも悲しすぎるね。
にも拘らずミルクがないとクソが出ないとか理不尽極まりない理由で暴行を繰り返すクソみたいな豚・・・
まだ救いようもあるかもしれないけど、この豚にはカイザーに対する
愛情の欠片など微塵もなく、生まれてこの方『ミヒャエル』という名前を
一度も呼ばれてないってんだから凄いよね・・・
呼びたくなかったとか、そういう理由なのかしらね・・・
日ごろから事あるごとに母親への恨みを口にしてたようだけど・・・
そのくせ、そんな彼女からもらった一輪のバラを後生大事に
未練がましく飾ってたっていう・・・本当に理解に苦しむよね。
カイザーにはそんな自分以下のゴミクズと罵り、ことある毎にクソ物と呼んでたみたいね・・・
もっともっと狂っててもおかしくないよね・・・
自分のための金も隠れてとってたようだね。
自分の人生の始まりの証として選んだのが、サッカーボールだったようだね。
別にサッカーボールがほしかったわけではなく、なんでもよかったみたいだけど
たまたまショーウィンドウで目に入ってきたのがソレだったんだね・・・
何も怒らないし、泣かない・・・どんな時でも何も言わずに傍にいてくれる・・・
いつしかそれはカイザーにとってかけがえのない宝物になっていったんだね・・・
あのクソ豚とカイザーの決定的な違いは、あの豚はカイザーを大事にしようとしなかったけど
カイザーはクソ物と呼んでいたサッカーボールでも大事にしてたって点だよね。
特別スポーツとしてサッカーへの興味はなかったのかなーって思ったけど、
寝床にはサッカー雑誌が・・・いつも一人ぼっちな彼も、
もしかしたら皆でサッカーをしたい願望もあったのかな・・・
どんな形であれ旅立ちたい・・・