【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第16話／プロスペラの呪縛！狂気の復讐！クワイエット・ゼロ！

機動戦士ガンダム 水星の魔女 ネタバレ感想 16話 「罪過の輪」

水星の魔女 16話 ネタバレ感想！

スレッタママことプロスペラの恐ろしさ全開の第16話！

グエル・ジェタークの帰還！そして、ミオリネの帰還！

役者は出揃い、総裁選が始まろうとしている！

クワイエット・ゼロの実現は母の願い？

プロスペラとベルメリアの会話から、プロスペラの娘であるエリクト・サマヤが

エアリアルの中で、今も生き続けている事が判明しましたね。

ただ、この”生きている”という意味合いは魂としての存在で、

肉体は伴わないという事でしょうね。

データストームのネットワークを使い、生体コードを転移させたことにより、

エアリアルの中で存続はしているものの、それはパーメット粒子と同義。

つまり、エアリアルに生かされていると。

エアリアルが無ければ物理空間では崩壊してしまうとの事のようです。

プロスペラが実現しようとしているクワイエット・ゼロ・・・

データストームの領域を広げる事で、強制的にパーメットスコアを８に上げるのか

ともかく、皆で精神世界に行きましょう的な思想に感じました。

エリクト・サマヤの自由が実現するとすれば、

皆で、ソッチ側に行きましょう！ってことですからね・・・

確かに争いのない世界かもしれないけど、果たしてその世界は楽しいのかしら。

永遠の命も、娯楽があってこそだと思うんだけどなぁ。

プロスペラはクワイエット・ゼロへの協力をベルにも要請するも、

彼女はヴァナディースの理念とは違うと、これを拒絶。

しかし、逆に強化人士の件を責められ崩れ落ちてしまう。

彼女もまた罪人なんよなぁ・・・

総裁選待ったなし！

再びフォルドの夜明けの強襲を受け、混乱するベネリットグループ。

ミオリネの父・デリングの復帰の見通しが立たない中、

新たな総裁を擁立すべきという意見でまとまったご様子。

ヴィム・ジェタークを失ったジェターク社、

４ババァが率いるペイル社、

そして、動き出したシャディク・ゼネリ・・・

総裁選に息巻く御三家・・・シャディクは御三家のいずれかの後ろ盾を得て、

総裁選を磐石のものにしようとするも、サビーナの一声で考えを改める。

この総裁選、ミオリネも出るのかな？

たとえ現総裁のご息女であっても、その座を易々と手に入れられるものではない。

そして、グエル君も無事帰還を果たし、彼もまた総裁選に名乗りを上げるか。

シャディクのクソったれの思う通りにはさせないで欲しいね！

エアリアル奪還作戦

今回の襲撃事件の関与を疑われ、一時的に没収されたエアリアル。

この機に奪還を命じたペイル社の４ババア。

当然実行に動いたのはエラン君５号。

エアリアルに乗り込むも、そこで精神世界のエリクト・サマヤたちと遭遇し、

排除されてしまう。

エリクト・サマヤのひとつの魂が分裂しているのか

クローン的な何かなのかはわからないが、とにかくこんな世界に

世界を取り込もうというクワイエット・ゼロは、やはり狂気と言わざるを得ないか。

しかし、厳しい地獄のような現実を生きている人間にとっては、

その世界はとても優しい世界なのかもしれない。

何しろそこには”平等”しかない。

お母さんの呪縛が強すぎる

ミオリネおよび株式会社ガンダムへの嫌疑が解かれ、

久々に地球寮に戻ってきたミオリネ。

久々にスレッタと二人きりで会話するも、

そこで再び関係がこじれる事に。

スレッタに命を救われた事に感謝はすれど、

それを嬉々として話すスレッタには共感できるはずもなく・・・

スレッタちゃんは、お母さんを無条件に妄信し、

母の言う事には決して逆らわない・・・

まるで操り人形のような状態にあるようである。

それに気付いたミオリネはプロスペラに詰め寄るも、

そこで２１年前に父・デリングが行った殺戮の事実を知る事となる。

恩師・夫・仲間を無残に殺されたその恨みは

２１年の時を刻んでも決して薄まる事はなかった。

むしろ直接の仇ではないにしろ、仇の娘を前にして、理性的にいられるママンの怖さ。

徹底的に利用し、最後に地獄を見せる・・・そんな所なのか。

それとも、娘の・・・エリクトとの再会を果たせれば、

それで満足なのか・・・

何より気の毒なのは、またしても何も知らないスレッタ・マーキュリーよ。

いつか母の真実を知った時、果たして正気を保っていられるのか・・・

次回に続く・・・！！

機動戦士ガンダム 水星の魔女 16話／感想

シャディクの行動により、アーシアンがスペーシアンに対する

抑止力という名の武力を手に入れ、果たしてそれで戦争が終わるのか・・・

プロスペラの事を見ても、人の憎しみとは、

決して止められるようなものじゃないんだよね。

互いの正義の名のもとに繰り返される殺戮・・・

どちらか一方を根絶させるほか、火種を消す方法はないようにも思うが・・・

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◇次回

◇まとめ