お久しぶりのお祭り男・宮川大輔!
今回大輔さんが参戦するのは『木材祭り』!
一体どういう祭りなのか見当がつかないが・・・
戦いの舞台はフィンランド・イーってとこ!
フィンランドで、最も名前が短い所!
イー所でイー橋!イー湖!イー木!イー空!イー雲!
イーーー!!
ワロタw
祭り実行委員はエーロさん
大輔さんがどんな祭りかを聞く前から、この祭りは危険なモノだと警告するエーロさん。
オマケにまだ、何も聞いてない段階から”溺れる、溺れない”を話しだしてしまったw
木材祭りと聞いて、水が関係するとは想像してなかった大輔さん。
結果からいうと、木材祭りとは、丸太に乗って川下りをする祭りのようだ・・・
タイムアタックレースみたいだね。
祭りのあらまし
68年前、林業が盛んで伐採した丸太を、川で流し港町まで運搬していたそうだ。
そして、丸太に乗るのは誰が上手いか競い合ったそうだよ。
木材祭りのルール!
木材祭りは、丸太の上に立ち、川を下る。
その際に丸太から落ちても失格にはならないそうだ。
何度丸太から落ちても、ゴールするまでに立っていれば記録に残る。
コース
コースは全長200m・・・平均タイムは2分だそうだ。
ちなみに昨年の優勝タイムは1分40分なんだってさ。
大輔さんは川の流れを見て大したこと無いというが、祭り当日はダムの水を放流するため、水量は今の10倍にもなるそうだぞw
これには流石に驚きを隠せない大輔さん!
川の上流にあるダムを解放し、水を放流・・・その勢いに乗って激流を下る。
そんな事が可能なのか!?
そもそも丸太に乗るだけも難しいのでは?
大輔さん、やる前からすでに戦意喪失w
頑張れば優勝もありえるとエーロさんは言うが、頑なに否定する大輔さんw
今日の午後6時から祭り参加者のためにダムを解放するらしい。
いざ丸太乗りに挑戦!
大輔さんはいまだに乗り気にならないようだ。
川の水は確かに生きている・・・ しかし謎の赤い水は一体何なのか((((;゜Д゜)))
この川の水、そんな赤いのかw
なかなかやる気スイッチが入らない大輔さん。
45歳になった大輔さんは若い頃のようにテンションにまかせてチャレンジできない体になっちまったようだな・・・
まぁ・・・体力の衰え、気力の衰えは否定できないだろうからな。
川の水に触れてみる。
「ちべたっ!」
「ちべたっ!」
ワロタw
どうもこの広大な川の中で、一人ぽつんと川の中に漕ぎだすのが怖いと言い出すw
そのためのライフジャケットなのだが・・・
「借りたやっすいやつやん!なぁ?
日陰干しみたいな臭いしてるやん!」
あからさまな嫌な顏の大輔さんw
しかし、やらねばw仕事ですからw
今度こそ実戦!
ダムの放流まで時間はない。
穏やかな川の状態で、丸太に乗れるようにならなければ・・・
ようやく気持ちが出来た大輔さんは、丸太乗り暦60年のリストさんの指導の元、
丸太に乗ってみる。
丸太の長さは6mと定められている。
大輔さんは丸太の中央まで歩いていく・・・
オールでバランスをとりながら姿勢を維持する。
これだけでも凄まじいセンスを感じる。
やはり大輔さんの身体能力はハンパではない。
しかしながら、丸太が回転を始めてしまうと、いかに大輔さんのセンスをもってしてもどうしようもない。
川に落下した大輔さんは、その冷たさを全身で感じる。
ただ不幸中の幸いは臭くなかったことにあるw
「ここの水生きてるっ!」
練習をこなす大輔さん。
相変わらずの安定感・・・オールは水を叩いてバランスをとるためにあるようだな。
イケるかもしれない・・・!!
大輔さんは自信をつける!
その後、落水時の対応法を教え込まれる。
ホントにセンスがある。
動きのない波の上では基本動作は完璧のようだ。
思い知る激流
いよいよダムを解放した祭り参加者の合同練習。
思いのほか流れが激しく、恐怖感が否応なく強まる。
こんな中を丸太に乗って川下り・・・?
正気ではない。
時間の関係上、1度しかチャレンジできない練習・・・
大輔さんはモノにできるのか!?
・・・・・
・・・
結果は・・・
丸太に掴まるだけで精いっぱい!!
大輔さんが予想していた、スタート時点でコケるというのを、そのままやってしまい、
そこからリカバリー出来ずに、流されてしまった。
流れが速すぎて、丸太にまたがり、立ち上がるという所作もままならないか。
悔しさをにじませる大輔さん。
恐怖もあるが、面白さもある・・・大輔さんのハートに火がついた!!
祭り当日・・・
いよいよ開幕する材木祭り・・・
先日のダム解放練習では70%だったが、本番は100%・・・
3割増しの勢いは想像以上だ。
材木祭りルール説明
1.参加者7名
2.コースは全長200m
3.川を丸太に乗って下る速さを競う
4.落水した場合、ゴール時に丸太に立っていないと失格
果たして大輔さんは勝てるのか!?
午後3時!開幕!!
凄まじい波の中、まずは昨年3位のトニ・パルアネンが挑戦する。
出だしは好調だったものの、途中で落水!
やはり、相当な川の流れだ。
しかしながら、ゴール付近は波も穏やか。
リカバリーするならこのタイミングだろう。
結果、ゴール間際で立ち上がりタイムは2分ジャスト!
その後も続々と挑戦する参加者たちだが、一度も落水することなくゴールに辿り着けたものはいない。
ただ、この男だけは違った!!
20年間王座に君臨する絶対王者!ジュハ・ジュルクネン!
彼の丸太さばきは素晴らしかった。
まるでサーフィン・・・!!
丸太を自在に操り、そのままゴール・・・
記録は1分40秒と、圧倒的だ。
そしてお祭り男、宮川大輔の挑戦!!
早々に落水し、なんとかリカバリーを計るべく、丸太にまたがるのだが、
激流の中で立ち上がるのは、やはり無理か・・・
結局ゴール付近まで流され、ゴール直前で立ち上がる事に成功!
失格は免れたが、タイムは2分06秒とふるわず結果は・・・
7人中5位!
まぁ・・・あまりいい結果ではなかったが、無事ゴール出来ただけでも大したものである。
普通の人であれば、失格で終わるパターンだと思うわ。
激流を下る勇気をたたえたい。
宮川大輔さんお疲れ様でした!!
材木祭りinフィンランド 完