美容師見習いの青年の話か。
田舎から出てきて、東京で一人暮らしを初めたわけかぁ。。
やっぱ田舎には美容院とかないんやろか?
彼が住み始めたコーポは、ボクの事務所より外観は酷いけど中は広いな・・・
てか帰宅しても電気つけないってどういうことなのw
そして気づく・・・
朝家を出る時、しまっていたはずの押し入れが開いていたのだ((((;゜Д゜)))
・・・・・
・・・
そんなある日、自宅に友人を招き髪を切る主人公。
心配性のお母さんが『ほうとう』って郷土フードを送ってくれたのを、
押入れに入れてたようだが、何故か腐っていた・・・
まだ届いたばかりだというのにオカシイ・・・
友人は押入れの中をのぞいて驚いた。
中には髪を切る練習のための生首がごっそり。。。
初見はさすがにおどろくだろw
友人は何かの気配を感じ取っていたようだが何も言わず・・・
・・・・・
・・・
その夜、やけに物音が五月蠅くて寝つけない主人公。
隣の部屋の人が騒いでるのだろうと、翌朝両隣の部屋を確認するも
203号室も201号室も空家・・・そう・・・
2階には主人公しか住んでいないのだ。
その後、ゴミだしの時に一緒になったおじさんに何号室に住んでいるのか尋ねられ202号室というと、おじさんは無言で去っていった。
その後、美容室でお客さんのマッサージをしていたら客が悲鳴をあげた。
首を触った主人公の手が、まるで死人のように冷たかったのだという。
さらには友人からメールが・・・
『あの部屋、ヤバいぞ』
友人曰くネットで噂になってる部屋らしい・・・((((;゜Д゜)))
特にあの押入れには何かがいる・・・
その後も夢でうなされるようになる主人公。
押入れをテープで密閉し、完全に封鎖したのだが・・・
押入れの中からガンガン叩く音・・・そして寂しそうな声・・・
・・・・・
・・・
ノイローゼ気味になってしまった主人公は職場でもミスをするように・・・
家を出るしかないのかと思い始めたころ、またもおじさんから声をかけられ、部屋の事情を聞かされる。
実は202号室にかつて母親と男の子が住んでいたらしく、
男の子を置いて母親はよく家をあけていたらしい。
そして寒い冬の日・・・男の子は亡くなったという。
それ以来2階に住む人はみんな引っ越してしまったという。
・・・・・
・・・
主人公はだんだん男の子に同情し押入れの封を解いた。
するとある晩のこと・・・
押入れから男の子が・・・
ぬぅ・・・っと・・・
姿をあらわしたのだ・・・
ひぇ・・・((((;゜Д゜)))
寂しい・・・寒い・・・
そう言いながら迫ってくる男の子に、君はしんでいる・・・ここは君の居場所じゃないと説得をするも、足を掴まれ、睨まれる主人公((((;゜Д゜)))
絶叫が響き渡る((((;゜Д゜)))
その後主人公は引っ越したそうだ。
それ以来異変は起きなくなったようだ。
ちなみにあの部屋の押し入れから外を睨む少年の写真は今もネット上に存在するという・・・