今回の話は、自意識過剰でウザキャラの大学生のりなっしー。
友人の携帯に何度もメッセージを送ってる・・・返事がないからって100回は異常だろww
なにやら相談があるからと聞いてみると、
別れて一月ほどの元カレのひろっしーがストーカーしてきて大変だというのだ。
「まぁ、確かに、りなっしーみたいな魅力的な女の子、
なかなかいないのは解るけどさぁ」
「・・・・・・・そうだね」
「だから、あいかの事、ひろっしーに紹介していい?」
「えぇ!?なんで!?」
新しい彼女が出来れば、ストーカーも辞めると思うとりなっしーは言う。
「いや・・・ストーカーになるような人はちょっと・・・」
「でもぉ!あいかしばらく彼氏いないじゃん?
それに、ひろっしールックス的には結構イケてると思うし、
あいかレベルが普段付き合えるような相手じゃないと思うよ?」
「ホント、アタシは大丈夫だから・・・」
「え・・・あいか・・・助けてくれないんだ・・・
私が可愛いから?はぁ・・・私の可愛さが憎い・・・
私が可愛いせいで・・・友達が消えてゆく・・・」
うぜぇwww
「いや、そういう意味じゃなくて・・・」
りなっしーは人に構ってほしいばっかりに、すぐに悲劇のヒロインぶってしまう、ジュリエット女だったのだ!
・・・・・
・・・
そんなある日のこと。
今週末に遊園地のプールに行かないかと誘ってきたりなっしー。
あいかちゃんは、レポートの提出期限が迫ってるから、
ちょっと無理かも・・・というのだが・・・
「わかった!私のスタイルがいいから?」
「え?」
「いわなくても解る!確かに、私は美しいスタイルの持ち主!
一緒にいると、あいかの胸のなさが際立つもんねー!
はぁ・・・私の美しさが憎い・・・
美しさが孤独を運んでくるぅ~・・・」
「・・・いや、だからレポートの提出期限が」
「そうだ!あいか写真撮っていい?」
「写真?いま髪ちゃんとしてないから・・・」
パシャパシャ!
マジうぜぇwww
「おっけーーー」
何がオッケーなんだww
「じゃあお礼に、りなっしーの写真も送っておくね!」
いやww意味わからんw
「どう?」
「・・・かわいいね(苦笑」
「どこらへんが!?もっと具体的に言ってよぉー!」
メッチャアピールしてくるりなっしー。
いちいち答えるあいかちゃんも大変だな・・・
「だよね!もっともっと送っておくね!!」
いらねーーーww
「あと、今撮ったあいかの写真はひろっしーに送っておきまーす!」
「え!?なんで!?」
「いったじゃーん!あいかのこと、ひろっしーにも紹介するって!」
「いや、それはイヤだって・・・」
「なんでそんなに嫌がるの?」
「そりゃ、やっぱりリナの元カレだし・・・」
「やっぱり私が可愛いから?」
「はぁ!?」
「ひろっしーと付き合えたとしても、魅力的な元カノである、
りなっしーと比べられるのが怖いんだよねぇ・・・」
「いや」
「はぁ・・・私の可愛さが憎い!
私の可愛さが人を臆病にしてしまうんだわ・・・」
「ホント、そういうんじゃないから。御免もうその話やめよ」
「えー・・・わかった」
そして事件は起こってしまう・・・。
「まみ!おはよ!」
「あぁ。あいか。じゃあね」
「ちょっとまってよ!どうしたの?」
「・・・あいかさぁ・・・最低だね」
「え?」
「りなから聞いたの。あいかがりなのこと脅迫してくるって」
「脅迫!!?」
「そう。元カレのヒロシくんを紹介しろって、うるさく言ってくるって。
毎日連絡が何十件も来るから怖いって」
マジ、りなっしークズすぎね?ww
「なにそれ・・・」
そこにやってきたりなっしー。
おっぱぉぷるんぷるんである( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン
「やぁみんな!おはよーなっしー!」
「ちょっとりな!どういうこと!?」
「え?なにがぁ?」
「まみに私が脅迫してくるって嘘ついたでしょ!」
「嘘じゃないじゃん!元カレ紹介しろって、しつこく言ってきて、
携帯の写真とか、すっごい送ってくるじゃーん!」
なにこの巨〇3姉妹みたいなのw
でけぇ・・・
「元カレ紹介するって言ったのも、写真送ってくるのもりなの方でしょう!!」
「えぇ!!?なんで!?なんで私がそんなこと・・・」
「えぇ・・・」
「ひどい・・・ひどいよあいか!
あいかは私が可愛いから嫉妬してるの・・・?
はぁ・・・・まただ・・・また私の可愛さが・・・
人を鬼に変えてしまったんだ・・・」
ジュリエット女によって、完全に悪者にしたてげられてしまったあいかちゃん。
しかし、このあと、まさかの出来事が起きる!
「相変わらずだな。りな・・・」
「えぇ!?ひろっしー!?」
ひろっしーマジでイケメンじゃん!
「どうせまた、自分を悲劇のヒロインにしたくて、
友達を悪く言ったんだろ?」
「えぇ!?何の話?」
「聞いたよ。俺の事だって、ストーカーになったって皆に言いふらしてる」
「だって・・・だって!実際そうじゃん!」
「別れてからも、一日何十件も連絡してくるのはリナのほうだろ」
「えぇ!?」
「・・・」
「俺・・・もう新しい彼女できたから、そんなことするわけないし」
「えぇ!?」
「今の話ほんとなの!?」
「・・・」
「人に構って欲しいからって、そうやって嘘つくの辞めたほうが良いよ。
そんな事続けてたら、周りに誰もいなくなっちゃうから。
それじゃあ・・・」
「えぇ・・・」
「りな・・・アンタ、まだヒロシ君のこと・・・」
「いいよもう!バカにしたければどうぞ!」
「バカにするわけないじゃん。でも、もう嘘ついて困らせることはやめてね!」
「あいか・・・ごめんね!私が間違ってた・・・」
その日以来、りなっしーが嘘をつくことはなくなったとさw
めでたしめでたし!