機動戦士ガンダム 水星の魔女 ネタバレ感想 20話 「望みの果て」
水星の魔女 20話 ネタバレ感想!
黒幕がシャディクである事に気付いたグエルは怒りを募らせ、
一方でミオリネを汚したとグエルに怒りをあらわにするシャディク。
この両者・・・衝突必至!!
■前回 第19話 「一番じゃないやり方」はこちら
-
【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第19話/復讐鬼プロスペラ始動!!地球戦争勃発!!ミオリネ闇堕ち必至
機動戦士ガンダム 水星の魔 ...
続きを見る
グエルVSシャディク
黒幕の正体がシャディクである確固たる証拠がまだ上がるぬまま、
ほとんど感情のままに飛び出すグエル君と、そのグエルのせいで傷つくことになったミオリネの事を思って怒りを爆発させるシャディク。
とはいえ、怒りながらも、サリウスを移動させ、罪から逃げようとする冷静さをみせる。
ここまでシャディクを犯人だと指し示す証拠が出てきても、確たる証拠がなければ
逃げ切れるって踏んでるんやろうなぁ。
ベストだったのはシャディクサイドがグエルが真相に気づいてないと思ってる状況で
脇を固めてシャディクを捕まえ、言い逃れ出来ない物証を突きつけることだったろうに
さすがに時間がないのと、感情を止める事ができないのは仕方ないか・・・
シャディクはグエルの父親を謀った事も何もかも認め、グエル君の怒りは頂点に。
しかし、シャディクはシャディクで元はと言えば、お前の親父がデリング暗殺を
持ちかけてきた点や、そもそもスペーシアンが今までしてきた事を盾に
自らの行為を正当化・・・
発端としては戦争シェアリングやパーメット独占など、
スペーシアンがアーシアンに対してやってきた事なんだろうけど・・・
それでも全く無関係の人間が何人も犠牲になってるわけで、果たしてシャディクの正義は許されるものなのか・・・
視点を変えれば他人の正義は悪となり、自分の正義を肯定するしかないんだろうけど
戦争やってる当人たちだけで完結してればまだいいけど、実際は本当に無関係の
人間が死んでいくわけだからなぁ・・・お前らが何言っても被害者側にしてれば
「しらねーよ!!」ってなるよなぁ・・・
グエルとシャディク、どちらも一歩も引けない想いををぶつけ合い、
結果、グエル君が勝利を収めた。
とはいえ、モビルスーツは全壊・・・本当にギリギリの勝利だったな。
気の毒なのは、何も知らなかったラウダだな。
尊敬する兄が、まさかの父親を手にかけていた事実を知ってしまったんだからなぁ。
加えて更なる悲劇が彼を襲う事となる・・・
自暴自棄になったノレアの結末
まだグエルとの決着がつく前に、モロモロバレてしまったシャディクの命により
解放されたノレアとエランとニカ姉。
地球のあの有様をニュースで知ったノレアの怒りは頂点に・・・
ガンダムに乗って死ぬというリスク以上に、スペーシアンに対する憎しみが勝ってしまったというか
もはや何もかもどうでもよく、全てを壊したくなったのか・・・
ノレアはエランが止めるのも聞かずガンダムを駆って学園を襲撃・・・
一度でも大変な事態だというのに、この短期間による二度目の学園襲撃・・・
怒りに任せてぶっ放すわぶっ放すわ・・・
これに応戦するケナンジ・・・
さすが歴戦のエースなだけあって、ガンダム相手にも善戦するが、
それがかえって戦火を広げる結果に・・・
ガンビットみたいに操るガンダムが厄介で、それが戦火を広げる結果に・・・
そんな状況を少しでも変えるべく立ち上がったのがチュチュパイセン。
太ももメスガキのセセリアから提供された新型MSデミバーディング。
駆けつけたニカ姉のセッティングのおかげで戦えるように。
チュチュパイセンも思う所は沢山あるし、ニカ姉を許してはいないんだろうけど、
まずは全部話を聞いてからってことに。
話を聞くためにも、この戦いを終わらせる!
いがみ合ってたフェルシーとの熱い共闘・・・ってことだったけど
尺の関係で特に活躍している場面は見れなかった。
暴れるノレアを最終的に止めたのはエラン君5号。
ガンダムを駆ってノレアを止めに入る。
女ったらしってキャラ付けよりも何より、同じ命が軽い者の境遇にシンパシーを感じての事なんだろうね。
共に生きる道をノレアに提案・・・
元より死にたいわけじゃないんだものね・・・
もし本当に生きていく事が許される道があるのであれば、その道を選びたい・・・
ノレアがエラン君の説得を受け、動きを止めたところを、
狙い済ましたかのようにケナンジ隊のスナイパーがガンダムを射撃・・・
ノレアは犠牲になってしまう。
当然怒りを爆発させるのはエランよ。
とはいえ、若干の暴走はあったものの、すぐに宇宙に飛び出す冷静さ・・・
もしかしたらさらなる地獄を見せるためだったのかもしれないけど、結局ED辺りで捕まってた・・・よな?
スレッタちゃんを勇気付ける死亡フラグちゃん
グエル君がシャディクとやり合ってることも知らないスレッタちゃん。
まだノレア襲撃前の平和な学園・・・
何かをする事で嫌な事から逃げたい気分のスレッタちゃんは
授業に出るものの、上の空と言った感じ。
そんな彼女に声をかけてきたのがラウダ大好きペトラさん。
この学園の女生徒は基本的に口が悪い感じなのか・・・
メスガキ学園だよなぁ。
とにかく若干口の悪い彼女だが、以前のガンダム襲撃時に、
ラウダを救ってくれた恩を感じてるようで、授業のノート的な奴をデバイスにインスコしてくれたりとありがたい対応をしてくれる。
そんなラウダ大好きペトラさんだが、そのモロバレ感情を指摘したスレッタに
顔真っ赤でブチギレる可愛い側面も見せる。
しかしながら、ノレアの学園襲撃事件がこの直後起きてしまい、
学園内にいたペトラとスレッタも避難を余儀なくされる・・・
そんな避難の中、倒れる生徒を救助する二人・・・
この優しさが仇となるとはな・・・
というかペトラさん・・・
これでもかと死亡フラグを乱立させていく。
もう一度あの人に会うだの、デートするだの・・・
あんたは何がしたい?だの・・・
結局、ペトラはノレアの暴走によって破壊された建物の瓦礫の下敷きになり・・・
・・・恐らくかえらぬ人に・・・
スレッタは運よく無傷だったみたいだけど、彼女の性格からして、
もしかしたらスレッタを助けて瓦礫の下敷きになった可能性も・・・
彼女のこの事実を、ラウダはその後に知る事になるのだろうな。
今は兄さんの父さん殺しにショック受けすぎてますけど、
そこに更なるショックを与えることになってしまうのか・・・
正当化でもするつもりか?
結局シャディクはその後、捕まることなったし、サリウスも捕獲された。
となれば事件の真相も全て明らかになるのだろうね。
総裁選に関しては一歩前進って事になるのかな・・・
それはそうとして、シャディクが最後に呟いてた話・・・
今回の一件で議会連合の重い腰を上げさせ、アーシアンとスペーシアンのこの先の未来
良い方向に導かれる・・・みたいに正当化してるように感じたんだけど、
そのための犠牲は、あまりにも大きいでしょ。
本当に無関係な学園の生徒が、一体何人死んだよ。
大罪人やろ!
次回に続く・・・!!
機動戦士ガンダム 水星の魔女 20話/感想
シャディクのやったこと、到底許される事じゃないけど、
無血による革命なんて、多分相当困難なんだよな・・・
ある意味では犠牲を最小限に抑えたとも言えるかもしれないけど、
やっぱ被害者の立場なら、どんな正義だろうが関係ないからね。
何とも難しい話だよなぁ。
それぞれが信じた正義のために戦った結果・・・
そこに後悔は無いんだろうけど・・・なんともなぁ・・・
で、地球はどうなるんだろう?暴走するエアリアルで全武力の無力化をはかるのか?
機動戦士ガンダム 水星の魔女/関連記事
◇前回
-
【機動戦士ガンダム 水星の魔女】第19話/復讐鬼プロスペラ始動!!地球戦争勃発!!ミオリネ闇堕ち必至
機動戦士ガンダム 水星の魔 ...
続きを見る
◇次回
-
機動戦士ガンダム 水星の魔女 ネタバレ感想 第21話/スレッタ、バケモノと呼ばれたガンダム・キャリバーンで戦場へ!
機動戦士ガンダム 水星の魔 ...
続きを見る
◇まとめ