キマシタワー
今年もセンター試験の問題が話題になってるようだけど、
国語の問題で姫に恋した狐の物語・・・玉水物語が話題のようですw
どんな物語か見て行きましょう。
「・・・」
「なんて美しい姫なんでしょう・・・
おそばにいたいなぁ」
「気持ち悪い狐め!!いじめてやる!!」
「人間こわっ・・・」
「子供が欲しい・・・女の子が欲しい」
「これはチャンス!」
「美少女に変身・・・と」
「可愛い女の子キター!!」
「実は姫に惚れまして・・・
でも、私狐だし・・・」
「姫の知り合いにかけあってあげるよ」
「マジで!?ありがとす!!」
「あなたが今日から来た子?」
「はぃ・・・姫の傍にお仕えしますぅ・・・」
「・・・ふーん・・・なかなか可愛いじゃん」
「可愛いだなんてそんな・・・」
・・・・
・・・
姫と狐イチャコラ!!
・・・
・・・・
三年後・・・
「天下一紅葉大会開催すっぞ」
「何としても姫を勝たせたい・・・
故郷に行けば・・・もしかしたらいいものが手に入るかも・・・
でも、遠出になる・・・」
「玉水と離れるのいやだ!!」
「私は姫にゾッコンだから心配しないで」
その後、故郷に戻った玉水は、兄弟の力も借り、
姫を優勝に導いた。
そんなある日・・・
「玉水や、お主の母上がヤベェようだぞ・・・
一目会いたいといっておる・・・」
「姫とは離れたくないけど・・・でも、お母様・・・」
「いってきていいよ・・・でも、早く戻ってきてね」
・・・・・
・・・
「母様!!」
「もう・・・わっちはダメかも・・・
でも、最後に玉水の顏がみれてよかった・・・」
一週間後・・・
「玉水!!さっさと帰ってきて!!」
「姫からの手紙・・・私も帰りたい・・・でも・・・」
「もう帰っていいよ・・・姫様も怒ってるでしょ・・・」
「ダメだよ。お母さん放っておけない」
そんなある日・・・
「貴様の母の夫が私の息子を無碍に殺した。
故に貴様の母に呪いをかけたのだ」
「そんなことしても・・・息子さんは帰ってこないよ。
お願いだから母様を許して・・・」
「・・・確かに・・・そんな事をしても息子は戻ってこない・・・
わかった・・・呪いは解いてやる・・・」
「ありがとう」
「お、おう・・・」
「・・・」
「完全復活!!」
「じゃあ帰るね!母様」
「玉水!!遅い!!」
「おうおう!待たせたなぁ!!」
「べ、別に、待ってないし」
「姫可愛い・・・」
「もう・・・」
イチャコライチャコラ・・・!!
晴れて二人は百合夫婦に!!
「幸せ・・・だけど・・・いいのかな・・・」
「私の正体は狐・・・姫を騙してこのまま結婚生活を続けていいのかな・・・」
・・・・・
・・・
「玉水どうしたの?明日は結婚式やで?」
「姫にコレあげる」
「何この箱!?お宝?」
「もう!お宝じゃないよ。
大切なモノ。絶対開けちゃダメだからね」
「えーつまんない」
・・・・
・・・
姫が眠りについたのを確認し・・・
「じゃあね・・・姫・・・お元気で・・・」
玉水は結婚式を前に姿を消した。
・・・・
・・・
「なんで・・・なんでいなくなったの玉水・・・」
「そういえばあの開けちゃダメって言ってた箱・・・」
姫は箱を開けてみた。
そこには手紙が・・・
「姫・・・あんなに開けちゃいけないっていってたのに開けちゃったか・・・
あのね、私・・・本当は人間じゃないんだ。
実は狐なんだ・・・今まで隠しててごめんね」
「急にいなくなった事も・・・
きっと今頃怒ってるよね・・・
でも、姫にこのまま嘘をつき続けるのは苦しかったんだ・・・
自分勝手でごめんね・・・」
「私は姫の傍にいる事はできないけど・・・
でも私は死ぬまで姫を守り続けるから。
約束します・・・」
「玉水・・・私は気にしないのに・・・
そんなこと・・・戻ってきてよ」
と・・・
ちょっと切ない物語のようですね・゜・(つД`)・゜・
とてもいい話でした・・・こんなんセンター試験出すなんて卑怯やん(´・ω・`)
涙でテストに集中できんやろ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン